タホ湖のアクティビティー
タホ湖は、冬場のスキーにも、夏場の水遊びにも最適なリゾート地ですが、とくに夏は、やりたいことが盛りだくさんなのです。
山脈の立地を利用して、ハイキングやキャンプも人気がありますが、やはり湖水のアクティビティーは大人気なのです。
湖自体はとっても深いのですが、湖畔は砂浜のビーチになっている場所も多く、海水浴ならぬ「湖水浴」には最適です。
そういった穏やかな波際では、小さな子供たちだってパチャパチャと水遊びを楽しめますし、ビーチによっては遠浅になっているので、安全でもあるのです。
波が穏やかということは、たとえば、サーフィンやスキムボード(skimboard:小型のボードに乗って、砂浜からスーッと波に乗るスポーツ、別称スキミング)のような、波乗りスポーツには向きません。
けれども、ジェットスキーにカヤック、ボートにスタンドアップパドリング(stand up paddling:サーフボードに立ってパドルを漕いで進むスポーツ)と、ほとんどのマリンスポーツはOKなのです。
ボートに乗って釣りに出かけたり、湖のフライフィッシングを楽しんだりと、釣り名人にとっても楽しめる所なのです。
もちろん、わたしみたいに、湖水を眺めながら写真撮影に徹するのもありだと思います。だって、湖水は氷のように冷たいのですから。
連れ合いは、どうしてもジェットスキーに挑戦したいと、さっさと湖に出かけて行きましたが、あれはあれで、結構力が必要なもののようですね。
まあ、あまりスピードを出さないうちはいいのですが、加速していくと、そのうちに湖面がコンクリートのように固くなって、ボンボンと船がジャンプすると、舵取りが難しくなるんだそうです。
それに、いくら波が穏やかと言っても、まわりにはボートやらジェットスキーやらがウジャウジャしているので、彼らの波を受けて、こちらの操縦も難しくなってくるのです。
終わった頃には、腕の筋肉が痛いと言っていましたが、幸い、翌日には回復していたみたいです(まだまだ若い証拠?)。
わたしは、マリンスポーツの中では、ハワイのマウイ島で挑戦したパラセーリングが大好きでしたが、連れ合いは高い所が恐かったらしく、もう二度とやりたくないようです。ひとりで挑戦する勇気はないので、なんとも残念!
というわけで、タホ湖で何をするにしても、とくに夏場は日焼けに注意した方がいいですね。西海岸の太陽は、あっという間に容赦なく体を焦がしてしまうのです。
そして、いくら浅瀬のビーチで遊んでいたにしても、急に深くなる場所もあるかもしれませんので、とくに小さな子供からは目を離さない方がいいですね。子供用のかわいらしいライフジャケットは、「水遊びの友」かもしれません。
そうそう、夏場はマリンスポーツと言いながら、今年は雪がたっぷりと残っていて、7月上旬の独立記念日まで営業していたスキー場が、タホ湖のまわりに4箇所もあったそうですよ。
まさに、夏もスキーにマリンスポーツと、万能なリゾート地なのでした。
北カリフォルニアのサンフランシスコ・ベイエリアにやって来ると、どうしてもヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)にひかれてしまう方が多いですが、タホ湖だって、十分に楽しめる所だと思いますよ。
ヨセミテを経験したら、次はタホにもおいでくださいね!