山火事だいっ!
と言いたくなるほど、今年は、ほんとに自然発火が多いです。
こちらは、昨日の午後、出火したばかりの山火事です。
我が家から、直線距離でわずか20キロ。サンノゼ市の南にある、ヘンリー・コウ州立公園で起きた山火事です。
昨日は、「レーバー・デー(Labor Day、勤労感謝の日)」という祝日。行く夏を惜しんで、みなで思う存分楽しむ一日。
そんな日の昼下がり、山歩きで賑わう州立公園の端っこから出火し、火はどんどん燃え広がって、木々や枯れ草を燃え尽くす。幸い、住宅地からは遠く離れていますが、山小屋も50軒くらい焼けたとか。
以前お話しましたが、カリフォルニアの草地は、とっても始末が悪いのです。草が地中で導火線のように繋がっていて、ひとたび発火しようものなら、すぐに辺りに引火する。
おまけに、今は、カラカラの乾季。草は枯れているし、空気も異常に乾いている。これに強風が加わろうものなら、暖炉に薪(まき)をくべるように、どんどん火は勢いを増すのです。そのスピードたるや、車でも追い越されるほどの速さだとか。
出火直後、辺りの街からは何十台も消防車が出て、消火ヘリコプターや飛行機もたくさん出たのに、昨日の夜の時点で、人間が消し止められたのは、ゼロ・パーセント。
(こういうのを、zero percent contained と言います。動詞の contain というのは、「抑える」という意味ですね。)
おまけに、今日は強風の日。モクモクと上がる煙は、こんなに風にたなびいています。これじゃ、火は燃え広がるばかりですよね。
「完全に消し止められるのに一週間はかかる」ってニュースでは言ってましたが、それもなんとなくうなずけます。
今年は、世界中で猛暑を記録し、干ばつの被害もたくさん出ていますよね。干ばつでない場所は、洪水や台風やハリケーン。
カリフォルニアは、去年ほど暑くはなかったけれど、冬にとにかく雨が少なかったので、とっても乾燥した夏となりました。
こちらは、二回目の火事。
結構、我が家にも近いし、住宅地にも迫る勢いだったので、ちょっと恐かったです。
以前、シリコンバレーの辺りは、自然にできた地中の貯水場があるから、水不足にはなり難いよと書きましたが、まるでそれをあざ笑うかのように、直後に、こんなお達しが出たのでした。水の使用量を、去年よりも10パーセント減らしてくださいと。
まあ、すぐに困るわけではないけれど、先のことを考えて、大切に使いましょうというメッセージだったのですね。
でも、アメリカって、芝生の庭の家が多いんですよね。これをきれいに緑に保つためには、毎日、毎日、かなりの量の水が必要なんですよ。だって、水が足りないと、すぐに茶色になって、みっともなくなる。すると、ご近所さんやら、自治会みたいな監督団体から文句を言われる。「街の景観が損なわれるから、ちゃんと手入れしろ」って。
だから、この辺は、夏はツートーン・カラーなんですね。そう、茶色の枯れ草と、青々とした芝生。
なんか変!どこか間違ってる・・・とくに、これだけ大きなお屋敷になると、相当量の水が必要でしょ!
でも、まわりが恐いから、我が家だって、小さな前庭の芝生にちゃんとスプリンクラーで水撒きしてますけどね。ま、猫の額40匹分くらいですけど。
それにしても、地球がこれからどんどん暑くなって、雨が降らなくなって、水がなくなったら、人間は生きていけなくなるでしょ。
う~ん、困ったこったぃ!